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Q

賃貸の原状回復にかかる費用の目安とは

質問 マンションやアパートなどの賃貸物件に住んでそこを退去するときには、傷や汚れが普通に生活してできたものなら修繕の必要もなく、最初に納めた敷金もそのまま戻ってくることは承知しています。
しかし、住人のミスなどで付いた傷などは、退去時に自身で原状回復するか、大家さんに修理などを任せてその分の費用を負担しなければいけないと思います。
私たち夫婦には小さい子どもが2人いて、今度はじめて上京して賃貸物件暮らしをしなければいけないのですが、きっと子供たちが部屋の中を傷付けると思います。
これまでは主人の実家で暮らしていたので過度な心配は不要でしたが、賃貸物件となると今から心配で仕方ありません。
家の中を傷付けないように注意はしますが、わんぱくな男の子2人なので無傷というわけにはいかないと思います。
賃貸の原状回復にかかる費用の目安を、よく損傷を負いやすい箇所別に教えて欲しいので、どうぞよろしくお願いいたします。
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A

部分的な修繕は数万円で済む場合が多いです

小さなお子様がいる場合は、物をぶつけて壁に穴があくなどの損傷を与えるケースが目立ちます。
壁には何かを取り付けたネジ穴や釘穴などの跡が残り、それらが原状回復工事の対象になってしまうことも多いです。ちなみに、画鋲による傷は原状回復工事の必要はないと言われています。壁穴の部分的な修理には2〜5万円程度がかかるとされています。
長年住んでいれば壁紙は汚れ、経年劣化による汚れについては費用負担を迫られることはありません。しかし、激しい損傷や過失によるシミや汚れがある場合は、原状回復工事の対象になります。壁紙の工事費はuあたり1,000円前後が相場となっています。
床も傷が付きやすく、家具などを引きずって付けてしまったり、重い物を落下させて傷つけたりした場合は原状回復工事の対象になります。修繕可能な傷なら2〜4万円程度がかかります。
ただし床のダメージが大きい場合は、傷が広範囲に広がっている場合などは、床の張り替えが必要になることもあります。この場合はuあたり12,000円程度の費用がかかるので、範囲が広いとかなりの負担になってしまいます。
キッチンのシンクも、傷が付きやすい場所として知られています。お子様でなくても大人が料理中などに傷付けることが多いです。キッチンシンクの修理には25,000〜40,000円程度の費用がかかるのが一般的です。
ドアに穴をあけてしまうケースも少なくないようです。ドアの穴を塞ぐ修繕費用の相場は、20,000〜50,000程度とされています。
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