


オフィスの原状回復はどこまでしなくてはいけないの?

当時は私の他に社員が2人しかいませんでしたが今では4人になり、お陰様で売上も収益も順調に伸びているので、あと3人社員を増やすことにしました。
そうなると、今いる板橋のオフィスでは頑張ってもあと1台しか机を増やすことはできないので、お隣の豊島区の池袋にオフィスを移転することも決めました。
初めてのオフィス移転で次から次へと問題が発生し、その中には原状回復に関することもあります。これまでアパートやマンションの引越しは何度か経験してきましたが、原状回復した記憶はありません。
オフィスの移転には原状回復が付き物みたいですが、その範囲についてどこまでしなくてはいけないか教えてください。
自分たちで業者を手配した場合にかかる費用の目安や、工事完了までの流れについても知りたいので、併せてご回答よろしくお願いいたします。


オフィスによって原状回復義務の範囲が異なります
原状回復とは、基本的には退去時に入居前の状態に戻すことを指しますが、オフィスによって原状回復義務の範囲が異なります。オフィスの原状回復範囲は、一般の賃貸住宅では対象とならない経年劣化なども含まれることもあるので注意が必要です。
賃貸オフィスでは、賃貸借契約書に経年劣化や通常損耗の原状回復工事に関する「特約」が定められていることもあるので、まずはそこを確認しましょう。
オフィスの原状回復は、オーナーや管理会社が指定した業者に任さなくはいけない場合も多いので、その点も確認してください。その場合は、自分で業者を手配できません。ただし、相談次第では業者を手配できるケースもあります。
オフィスの原状回復にかかる費用は、オフィスの規模が小さいほど工事範囲も限定的になることが多く、坪あたりの工事費用も低くなる傾向があります。
1坪あたりにかかる費用の目安としては、小・中規模オフィスなら2〜5万円程度、大規模オフィスで5〜10万円程度です。
指定業者以外に依頼できる場合は、工事業者を探して見積もりを依頼することから始めます。工事費を安くしたいなら、複数社から相見積りを取りましょう。
依頼先を決めて工事を発注したら、原状回復工事には2週間〜1ヵ月程度かかるのが一般的です。原状回復工事が始まったら、工程表を確認しながら予定どおり工事が進んでいるかをチェックしましょう。
工事が完了したら、オーナーや管理会社の立ち会いのもとで確認を行い、問題ないようなら完了・引渡しとなります。
賃貸オフィスでは、賃貸借契約書に経年劣化や通常損耗の原状回復工事に関する「特約」が定められていることもあるので、まずはそこを確認しましょう。
オフィスの原状回復は、オーナーや管理会社が指定した業者に任さなくはいけない場合も多いので、その点も確認してください。その場合は、自分で業者を手配できません。ただし、相談次第では業者を手配できるケースもあります。
オフィスの原状回復にかかる費用は、オフィスの規模が小さいほど工事範囲も限定的になることが多く、坪あたりの工事費用も低くなる傾向があります。
1坪あたりにかかる費用の目安としては、小・中規模オフィスなら2〜5万円程度、大規模オフィスで5〜10万円程度です。
指定業者以外に依頼できる場合は、工事業者を探して見積もりを依頼することから始めます。工事費を安くしたいなら、複数社から相見積りを取りましょう。
依頼先を決めて工事を発注したら、原状回復工事には2週間〜1ヵ月程度かかるのが一般的です。原状回復工事が始まったら、工程表を確認しながら予定どおり工事が進んでいるかをチェックしましょう。
工事が完了したら、オーナーや管理会社の立ち会いのもとで確認を行い、問題ないようなら完了・引渡しとなります。